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あけましておめでとうございます

  • 執筆者の写真: keiichiroyamazaki
    keiichiroyamazaki
  • 2026年1月1日
  • 読了時間: 2分

あけましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりありがとうございました。例年、秋に一度の個展だけのシンプルな生活を送ってきましたが、2025年は2度の個展やそれ以外の制作があり、また私生活での困難も重なり慌ただしく過ぎてゆきました。今年も11月ごろ個展を予定しておりますので、また皆様にお会いできるのを楽しみにしております。


私の人生は幸福ではありますが、基本的に健やかなものではありません。制作が生活の中心であり、作品が扱うものが人間そのものに関わる問題であり、そして現代がどのような時代かを思えば私の精神が常に悲観的な方向へ傾いているのはやむを得ないことです。しかしながら私は同時に享楽主義者でもあり、どんな考えの下に生み出されたものであっても最終的にはひとの目を喜ばせるべき、肉体的快楽を供するものであるべきだと心得ていて、私自身もそれを心から楽しんでいます。


人間は記号の向こうにあるものを他者と本当には共有することができません。誰しもがその内面に自分だけの世界を、意味を、人生を持っています。作品における正しさとは、言葉がそうであるように、それが作り手の人生から自然に、あるいは必然として湧き出したものであることです。個性的でなくてよいし、共感されなくてよい。富や名声のためでなく、ただ嘘のないよう作ればそれでよい。


年越しから夜更かしが過ぎました。プロコフィエフを聴きつつまどろんできましたのでそろそろ失礼します。皆様にとって健やかな2026年でありますように。

 
 
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